爪水虫なんて、オジサンのなるものだと思っていませんか。残念ながら、最近は若い女性にも増えており、決して珍しい病気ではないのです。

20代の女性で爪水虫にかかる人も増えて、実に女性の3人に1人が水虫の症状を抱えているのだとか。水虫は放置すれば爪水虫に移行する確率が大です!

女性に増えているという爪水虫、どのように対処したら良いのでしょうか。爪水虫じゃなくても、かかとが夏場なのにカサカサ粉が吹いているような感じになっていませんか?それ!水虫ですよ!

【なぜ女性に爪水虫が増えているのか】

水虫というと昔はおじさんがかかる病気でした。今なぜ女性に増えているのか、それはライフスタイルの変化にあります。

女性も仕事をする人が増え、1日ブーツやパンプスなど通気性の悪い靴を履いて過ごしていますよね。しかも靴下ではなくストッキングやタイツを履いていることが多いので、おじさんよりもさらに足の中は蒸れた状態になっています。

これでは白癬菌も繁殖しやすいわけです。

【女性が爪水虫なって困ること】

爪水虫は早期発見、早期治療が肝心です。早く治療を始めるほど完治する確率も高くなります。ところが、仕事や家事が忙しい、病院に行くのは恥ずかしいという理由で女性はなかなか治療に踏み切れない人が多いですね。

しかし、爪水虫は放置していても自然には治りません。爪がどんどん変色していき、ネイルも出来ない、素足でサンダルを履くことも出来ないなど、好きなファッションも楽しめなくなってしまいます。

プールや海にも行けない、友達と旅行に行っても一緒に温泉に入るのをためらってしまう、なんてつまらないですよね。爪水虫かな?と思ったら一刻も早く治療を開始しましょう。

クリアネイルショット


【爪水虫にならないために】

1日中靴の中で足が蒸れてしまう状況を変える必要があります。仕事中はできればサンダルか、もしくは通気性の良い靴を履くようにして、通勤してきたときとは違う靴に履き替えましょう。

帰宅をしたらまず履いていた靴を風通しの良い場所で乾燥させます。明日も蒸れた状態の靴をはかないためです。

白癬菌は熱に弱いといわれており、60度以上の温度で死滅しますので、靴も乾燥できるタイプのふとん乾燥機などを使うと靴も清潔に保つことが出来ます。

【オシャレもいいけど足のケアも忘れずに】

ブーツは女性の冬のオシャレに欠かせませんし、どうしても靴は機能性よりもデザイン性を優先してしまいますよね。

でも爪水虫になると後々大変です。帰宅後にしっかりと足のケアをして爪水虫にならないように気をつけていきましょう。24時間で白癬菌には感染するので、それまでにしっかりと足を洗って清潔に保つことが大切です。